1つ前の記事で、
労働付加を軽減させたり、リハビリに活用できるという、人にパワーを授けるロボットスーツを掲載した。
今度は、人に“癒し”を与えるかわいいロボットを紹介する。
アザラシ型ロボ「パロ」 海外初、米で販売 「癒やし」効果が人気 (FujiSankei Business i)
「世界で最もセラピー(癒やし)効果があるロボット」として英ギネスブックにも認定されている日本生まれのアザラシ型ロボット「パロ」=写真=が、海外では初めて米国で商業販売される。
日本で開発されたアザラシ型「パロ」は、飼い主がなでたり、触ったりすると、様々なリアクションを取ってくれる癒しロボット。ロボットによるメンタルケアは、ロボットセラピーと呼ばれている。
すでにパロは日本国内はもちろんのこと、海外にて試験的に導入されており、その成果はギネスブックに「世界一の癒し効果のあるロボット」と記載されるほどだ。
公式サイトには、パロと高齢者とのふれあいの様子を撮った動画があるので是非観てもらいたい。高齢者たちのパロに接する際の様子が、月を追うごとに活発になってくる。
最初はパロに話かけるだけだった高齢者がやがて、パロを気遣い、タオルで体を拭いてあげるようになっていく姿には感動した。
ロボットながらすべて手作りで、値段は1台50万円前後だそうだ。
犬や猫などペットは、排せつや食事の世話などが大変で、アレルギーの問題もある。また飼育のコストもばかにならない(我が家にも猫がいる・・・)。
そうした面をクリアしつつ、アニマルセラピーのような癒し効果が得られるのがパロだ。
なお、介護施設や医療機関の入所者・入院患者だけではなく、介護者や看護師などへの癒し効果もあるそうだ。
ロボットといっても、その機能・目的は実に様々。米国ではイラクに配備された武装ロボットが、命じてもいないのに自軍に銃を向けたことが
ニュースになっていた。
誰が、どこで語っていたのかは忘れてしまったのだが、日本と海外(欧米)でのロボット開発について、大きく異なる点があるそうだ(うろ覚えの話なので、話半分で読んでいただきたい…)。
それはイマジネーション。欧米でもロボット開発は行われているが、多くはラジコンの延長線上のものらしい。そうではなく、人工知能を搭載し、人とコミュニケーションが図れるようなロボットの開発技術はやはり日本が優れているという。このパロはまさにそれで、アザラシ型の癒しロボットを開発したとき、さぞかし海外の技術者たちは驚いただろう。
日本は今後も、こうした「癒し」や「介護」「医療」分野に貢献できるようなロボットを生み出し続けてほしいと願う。そして、その技術には、どこか人を笑顔にさせるようなアイデアを盛り込んでほしいと思う。