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2008年01月16日

秋田市の介護施設でノロウイルス感染

全国各地でノロウイルスが猛威を振るっている。
くれぐれもご注意を。
秋田市の介護施設で感染性胃腸炎 20人に症状、ノロ検出(秋田魁新報)

 秋田市保健所は16日、同市南部の介護老人保健施設でノロウイルスによる感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。同日までに入所者19人、職員1人の計20人の発症が確認されたが、入院者や重症者はいない。


感染性胃腸炎の集団発生でお年寄り死亡(MSN産経ニュース)

岡山県倉敷市保健所は15日、市内の特別養護老人ホームで、ノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎症状の患者が集団発生し、入院していた90歳代の女性1人が死亡したと発表した。


感染性胃腸炎 県内定点当たり患者数 4週連続で全国最悪 県「理由は不明」(西日本新聞)

 ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の県内患者数が一定点当たりで4週連続の全国ワーストとなった。昨年12月中旬をピークに減少しているが、年が明けても障害者や高齢者対象の施設では集団感染が続出。

編集人 by バジリコ at 18:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2008年01月08日

グループホームでのスプリンクラー設置。普及はいまいち(長崎)

グループホーム火災から2年、進まぬスプリンクラー普及(読売新聞)

総務省消防庁は2007年6月、認知症高齢者グループホームや障害者施設など自力での避難が難しい入所者がいる施設に対し、緊急通報装置や自動火災報知設備の設置を義務づけ、スプリンクラーの設置義務も、従来の床面積1000平方メートル以上から275平方メートル以上に拡大することを都道府県に通知した。09年4月に施行され、12年4月までの設置を求めている。

長崎県・大村市のグループホーム火災の関連情報。
消防法改正についての情報が乏しかったため、改正内容や時期をいまいち把握できていなかった。
記事によると2012年までにはグループホームや特養ホームなどに消防器具を設置しなければならない。

編集人 by バジリコ at 19:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2008年01月06日

大村のグループホーム火災、元施設長が胸中を語る

大村のグループホーム火災:示談成立 元代表が心境を語る「月命日には墓参」 /長崎(毎日新聞)

認知症介護の現場にとどまりたい−−。そんな思いで、火災から約3カ月後、別のグループホームでケアマネジャーとして働き始めた。だが、市が主催する勉強会など公式の場に顔を出すことはなるべく控えた。「あれだけの火災を起こしたのだから」。それが一つのけじめだと考えたからだ。

入所者7名が亡くなるという、痛ましい大火災が起きたグループホーム。
示談金として7人の遺族に施設側が1億円を支払うことになった。
長崎・大村のグループホーム火災:7遺族と和解成立(毎日新聞)

事故から1年前に、このような記事をエントリした。
長崎グループホーム火災から1年……。
そこにも記載したが事件後、グループホームにはスプリンクラーの設置が義務付けられた。適用は平成21年以降に建設されるグループホームや特養ホームなど。
※加筆:2009年に施行され、2012年までに新規・既存施設にスプリンクラーなどを設置しなければならない。

グループホーム等に関する政省令が改正されました

元代表のコメントを見ると胸が熱くなる。介護業界から足を洗ってしまってもおかしくない。にも関わらず、介護の実態を知るだけにあえて留まっている。

大村の火災を通して、グループホームや宅老所などは善意だけでもだめだし、逆に儲けの精神だけでも運営できないということが再確認されたと思う。火災などリスクを評価し、管理できてはじめて高齢者を預かれるのではないかと思う。

編集人 by バジリコ at 21:04 | Comment(0) | TrackBack(1) | 介護の事件・事故

2007年12月18日

認知症の疑いのある独居高齢者宅の火事をどう防ぐか

1人暮らしの高齢者火事 認知症の疑いも施設入所は強制できず(読売新聞)

都城市都北町の女性(66)方で17日、火災が起きた。女性は一人暮らしで認知症と見られる症状が出たため、近所の住民が見回りをし、行政にも相談するなど対策に取り組んでいる最中の出来事だった。

記事では、徘徊が目撃されている独居高齢者宅での火災を取り上げている。認知症の疑いがあり、近隣では火災を心配していたという。
安全を守るためにも、できることなら施設に入所してもらいたいと考える住民。しかし強制することはできず、困っていた矢先に火災が起きた。

これとよく似た問題が最近多く取り上げられている。
認知症高齢者による交通事故だ。
高速道路を逆走してしまうケースなど認知症高齢者ドライバーの運転が原因で重大事故が発生している。
そこで認知症高齢者から免許を取り上げるかどうか。
その問題の論点と同じだ。

そして、この2つの問題に共通するのは地域力の衰退と、議論を回避してきた感のある「認知症高齢者をどのように受け入れ、対応するか」だ。
民生委員など「制度」としての地域力の衰退はもとより、近所づきあいのような助け合いの意識が薄れている。そして地域力とはすなわち、地域を構成する家庭単位での、「他人の面倒」をみるという余力・エネルギーが失われていることを意味する。

棚上げされてきた「認知症高齢者を社会でどのように受け入れ、対応するか」という問題もある。
これまで認知症高齢者は病院や施設、家庭で応対していればよかった。しかし核家族化が進み、施設や病院は満杯になり、地方は過疎化が進んだ今、認知症高齢者ならびに予備軍が一人で暮らすケースが増えているのではないか。
事故や火事など本人のみながらず第三者を死傷させかねない事件に発展しないためにも、そろそろ本気でこの社会全体で認知症高齢者について考えなくてはならないと思う。その際、医療・福祉、社会的活動という視点に、危機管理というものも加えなくてはならない。

家族に認知症予備軍がいるだけに心中複雑なのが正直なところ。
しかし、まったく関係のない第三者を傷つけることだけは避けなくてはならない。

編集人 by バジリコ at 20:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2007年11月26日

相次ぐ、認知症高齢者による交通事故をどうするか。

74歳認知症男性が山陽道逆走、7人重軽傷(スポーツ報知)

認知症の男性(74)が運転する軽乗用車が岡山県倉敷市の山陽自動車道を逆走し、これを避けようとしたワゴン車が中央分離帯に衝突、横転し、7人が重軽傷を負う事故が22日夜、起きた。

この事件はかなり話題になったようで、ここ数日は当ブログで以前認知症高齢者の交通事故を扱った記事へのアクセスが多かった。
2年ほど前に取り上げた、認知症高齢者などの「高速・逆走」事故(日本介護新聞)

さて、この問題。単に認知症高齢者から免許を取り上げれば済む話ではない。
認知症の運転 事故誘発せぬ手だてを(中国新聞)

臨時適性検査にしても、何かきっかけがないと踏み込めない、という制約がある。まして周囲の人が、危なっかしいからといって無理やりに免許を返納させることはできない。過疎地ではまた、車を失えば買い物にも病院にも自力で行けなくなるという差し迫った事情がある。

つまり認知症高齢者がハンドルを握り、逆走事故などを起こす背景には、独居老人問題や老老介護問題、はてはもはや打つ手なしの地方の過疎化問題が存在している。

中国新聞の社説では、高齢者はどこかの段階で運転をやめるような社会認識を広める必要があると書いている。
しかしそうではなく、認知症高齢者が車に乗らなくてもすむような環境づくりの大事さを共通認識化していくることが重要だと思う。まあ、こちらのほうが難しいのだろうけれども。

編集人 by バジリコ at 22:12 | Comment(0) | TrackBack(1) | 介護の事件・事故

2007年11月21日

大阪堺市の介護老人福祉施設で入所者が浴槽で溺死

介護浴槽で72歳女性死亡 職員目を離しおぼれる?(東京新聞)

20日午前11時ごろ、堺市西区鳳南町、介護老人福祉施設「朗友館」(山本鉄也館長)の1階浴室で、ストレッチャーに乗った状態で入浴していた入所者の女性(72)が顔まで湯につかり、意識を失っているのを職員が発見、119番した。女性は間もなく死亡した。

事故の背景をきっちり捜査して、原因を公表してもらいたい。
こうした事故が起きた後、「少人数で一度に何人も入浴させなきゃいけないから、こうした事故が起きても仕方ないよ」と諦観してはいけない。

編集人 by バジリコ at 21:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2007年09月10日

青森の有料老人ホームで入浴中に死亡

介護施設で入浴中水死=84歳女性、職員目離した間−青森(時事通信)

森県弘前市富田の通所介護施設「デイサービス孔雀庵」の風呂場で、同施設2階の有料老人ホームに入所する女性が入浴中に死亡していたことが10日、分かった。

helpertownさんでも書かれているが食事介助以上に入浴介助は、事故リスクが高い。これは何も施設に限ったことではなく、自宅の浴室でも同じことが言えること。
お金を払ってプロの介護職員に介助を依頼しているのだからこういう事故は起こさないで欲しい、と利用者側は考えるかもしれない。
ただ、どんな仕事(医者であれパイロットであれ)でもミスは起こりうる。いわゆる、ヒヤリハット事例を見出し、ミスを極力なくすようたゆまぬ努力を続けるほかはない。

事故を減らす努力を続ける一方、施設側はこうした事故が起きた場合に備える必要もある。
介護関連施設における普及度合い・加入度合いというのがわからないのだが(ひょっとしたら加入は当然?)、商業施設・飲食店などではいわゆる、施設損害保険なるものが存在する。
介護関連施設を対象とした施設損害保険も存在するようだ。
こうしたものを含めたトータルなリスクマネジメントが本格的に必要になってくるのだろう。
面倒な話だが、これは施設と職員、ひいては利用者を守ることにつながるのだ。
介護現場の事故・トラブル防止法―よくわかる 介護事故を防ぐプロの仕事術 (介護の仕事基本とコツ)
田中 元

介護現場の事故・トラブル防止法―よくわかる 介護事故を防ぐプロの仕事術 (介護の仕事基本とコツ)
介護現場におけるリスクマネジメント・ワークブック―ノウハウからドゥハウ「どう取り組めばいいのか」へ 安全な介護―ポジティブ・リスクマネジメント 介護記録の教科書 介護事故とリスクマネジメント―法律家と実務家が多くの裁判例をもとに記す (高齢者・障害者の権利擁護実務シリーズ) 医療・介護施設のためのリスクマネジメント入門 (医療・介護施設経営入門シリーズ)
by G-Tools

編集人 by バジリコ at 20:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

大腸からスプーン摘出後に死亡。事故か事件か

大腸からスプーン、摘出後死亡 東京・八王子、特養に入所の女性(東京新聞)
東京都八王子市上柚木の特別養護老人ホーム「多摩シルバーハウス」で、七月に死亡した入所者の女性(61)の大腸内から金属製のスプーンが見つかっていたことが分かった。(中略)同ホームによると、女性は四年前に入所したときには脳出血で左肩がまひし、水頭症を併発していた。会話が不自由で食事にも介助が必要だったという。

スプーンが直接の死因ではないそうだが、大腸には穴が開いていたそうだ。異食なのか誤飲なのかは不明だが、食事介助が必要な状態だったにも関わらず、スプーンを飲み込むところを誰も見ていなかったのだろうか。スプーンなんてぺろっと飲み込めるものでもないだろうし。
自分で食べられたのか否かが、スプーン誤飲の原因特定につながるだろう。

異食といえば、香川の障害者施設での事故は当初、虐待ではないか?という疑惑を含んだ報道が目立った。過去記事は探さないが、かなり印象操作的な記事が気になった。
胃に大量の介助手袋、障害者施設の入所男性が重体…香川(読売新聞)

わたしは現場を知らないが、施設において食事介助と入浴介助は、一度に大量の入所者をさばかなくてはならず、介護者に入所者にとっても付加のかかる時間だと思う。そこをいかにうまく、そして効率的にやれるかどうかが、職業としての介護職の腕の見せどころなのだろう。

編集人 by バジリコ at 20:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2007年09月02日

東大和市の特養ホーム「さくら苑」は再生したのか

先月末に東京都・東大和市の特別養護老人ホーム「さくら苑」で起きた、入所者の事故死。現在、警察が業務上過失致死を捜査しているという。
この施設では昨年、職員が女性入所者に対して性的暴言を吐いたことが発覚。その後東京都などによる立ち入り検査にまで発展したことはまだ記憶に新しい。
その問題の後に起きた死亡事故なだけに、報道各社もこぞって事故を取り上げた。昨年末の事件を絡めて紹介するところもあった。

さくら苑は、昨年の性的暴言事件を反省し、様々な対策を打ち出していたにも関わらず、実態は自ら打ち出した施設方針(要介護者の移動には介護者2名が必要)を自ら無視してしまった。その挙句の事故だ。


どうしてこのようになってしまったのか。
過去の教訓は生かされていなかったのか。
それを探るために、改めて、性的暴言(虐待)事件を追ってみたい。

1.さくら苑で起きた「性的暴言」事件
まずは最初にさくら苑で起きた性的暴言問題を振り返ってみたい。
女性入居者に性的暴言 東大和の特養ホーム(共同通信060806)

同苑によると、1月21日、2人の男性職員が女性の排せつを介助した際、男性職員(30)が性的な行為をしてほしいとの発言をしたという。

通信社の記事は多少控えめだが、それでも職員が入所者に「性的な行為」を求めるような発言をした、としている。8月7日には東京都が緊急的措置として同苑に立ち入り調査を行った。

このことについて、さくら苑は下記のように謝罪した。
90歳女性に30歳男性ヘルパーが性的暴言…東大和市老人ホーム(スポーツ報知060807)
東大和市の指摘を受け、施設を運営する社会福祉法人多摩大和園は4日、事実を確認。女性の家族に謝罪した上で、5日に緊急理事会を開いた。暴言を吐いた男性を自宅謹慎7日間、一緒に介助していた男性を同5日間、常務理事と苑長を減給10%(1か月)、主任ヘルパーを減給5%(1か月)などとする処分を決定。第三者を含む調査委員会で、さらに詳しく調査することを決めた。



さくら苑は、こうした処分で幕引きしたかったのかもしれない。しかし、女性入所者の家族は「処分は軽い」と反発。同時に、500件を超える苦情が同苑に殺到した。
それに対して、さくら苑は慌てて次のように処分を見直した。
性的暴言の特養ホーム、施設長を解任 処分を見直し(朝日新聞)

虐待発覚後の5日、同苑はいったん職員を出勤停止5日〜7日間、苑長を減給10%(1カ月)とする処分を公表していた。しかし家族は「処分が甘い」と強く反発、同苑に9日までに約560件の苦情電話があり、処分を事実上見直した。

苑長解任…「性的暴言」特養ホーム、処分見直し(読売新聞060810)

ここで「特養ホームを良くする市民の会」の要望書を見てもらいたい。
「さくら苑」虐待事件に関する改善への意見書
2.前玉川施設長は辞任ではなく辞職処分が当然です。市民からはライセンスの剥奪が当然という声が届いています。さらに、施設の関係者からは、前玉川施設長の就任後、多くの事故が発生しているという内容の電話がありました。(平成16年度に約半年間で8件の骨折があったとの通報があります。さらに平成17年 11月に損害賠償請求の裁判に至っている事故もあります)
3.足利常務理事の辞任は当然です。ご家族に謝罪した時や一部メディアの方に対し、この事件を「コミュニケーションのつもりだった」「若者のギャグ」などと運営者としての適格性が疑われる発言とともに、今回の事件に対して最初に運営責任者としてとるべき責任が果たされているとはいえません。
 
ここで指摘されている足利常務理事が新たな苑長となり、第三者による「人権侵害問題調査委員会」が施設運営などについて調査を開始。委員は弁護士や大学教授など5名によるもの。
この時点で、施設は再生するものと思った人も多いはず。
しかし期待は見事に裏切られた。


2.茶番だった第三者による「調査委員会」
第三者による客観的な意見に基づいた調査が行われていたものの、今度は次のような事態に発展した。
職員暴言 さくら苑長が辞任表明 最終報告書の公表拒否(産経新聞061209)
外部の調査改革推進部門が5日の声明で「調査委の最終報告書が提出されて1カ月以上経過するが、遺憾ながら公表がなされないままとなっている」と同苑を批判していることについては、被害者らのプライバシーなどを理由に公表を拒否。「新体制に委ねる」とした。

このことについて、調査委員会だけでなく、東大和市の市議会も猛反発し、次のような決議を採択した。ソース元はPDFなので長文ながら引用させていただく。
東大和市 市議会 社会福祉法人多摩大和園の信頼回復に向け、「さくら苑」の早期改革を求める決議2006年12月(PDFファイル)

2月5日付の「調査改革推進委員会」の報道機関及び行政機関に提出された声明文によると、「経営に当たる管理者は、この苑の状態を直視し、これまでの事なかれ主義に陥ることなく、抜本的な改革を直ちに進めるべきである」と勧告し、また、「小手先あるいは形式的な改善・改革に甘んじるのではなく、抜本的な改革の完遂に向け、最大の努力をしてゆくことを、個々に期待する」と述べられている。
当市議会としては、本年第3回定例会において緊急質問、及び特別養護老人ホーム「さくら苑」に関する陳情を採択しており、改善を求めているところである。なお、現苑長の辞任が伝えられたが、責任回避ととられてもいたし方ないところである。
調査委員会が提出した最終報告書をさくら苑が公表しなかった事実、東京都及び東大和市が補助金の交付を留保している事実、及び改善報告書を受け、東京都と東大和市が立ち入り調査をした事実を重く受けとめるとともに、社会福祉法人としての責任の重さを改めて認識し信頼回復に向け、早期に東京都の改善勧告に従った苑の改革を行うことを強く望むものである。

このような状態のなか、公表されなかった報告書とはどのようなものなのだろうか。
多摩大和園、経営陣退陣求めた外部委員を全員解任(産経新聞)

同苑を運営する社会福祉法人「多摩大和園」は11日、改革委員会の外部委員3人を解任した。改革委は同日、「根本原因は、経営者の管理能力、経営者と職員の信頼関係の欠如にある」として大和園の経営陣の退陣を求める意見書を提出予定だった。

定着しない成年後見制度(3/7)(日経ビジネスアイ・浅川澄一編集委員)
同園は報告書が正式にまとまる直前に外部委員を突然解任するなど、「自己保身を図る」(外部委員の声明より)不可解な動きが目立った。組織運営のトップである理事長が実質的に不在であるなど、理事会の対応や構成に社会福祉法人としてのあり方を問われる多くの課題を残した。
 それは、相次ぐ不祥事を巡る企業の対応と比べるとはっきりする。同園は理事長を含めた6人の理事の内2人しか交代せず、病気療養のため長い間理事会に出席できない高齢の理事長が相変わらずトップに就いたままである。

いやはやなんとも。第三者による調査もすべて茶番だったわけだ。
気に食わない調査結果をもみ消すだなんて。そもそも第三者機関に調査させた意味がないではないか。
自分たちで調査委員会をコントロールできると思っていたのだろうか。そうした圧力をかけ続けたものの、それに屈しない外部委員を残らず首にしたのだろうか。

一見、苑長の首を挿げ替え、新体制でスタートしたかにも見えるが、その元苑長は本体の社会福祉法人「多摩大和園」の理事職はそのままだ。
いったい、何を反省し、世間に何を理解、信じてもらいたいのか。

このようなことを平然とやってのける社会福祉法人「多摩大和園」は今後も存在していくのだろうか。
今回の事故も、直接原因だけなく労働環境など背景要因などは明らかにされないまま、うやむやにされる可能性も十二分にある。
それを見過ごさぬよう、報道機関や専門家たちには頑張ってもらうしかない。

編集人 by バジリコ at 21:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2007年09月01日

特養ホームさくら苑、介助に過失。要介護者死亡

「介助に過失」浴室で転落死 特養ホーム入居女性(朝日新聞)

東京都東大和市の特別養護老人ホーム「さくら苑(えん)」で、入居していた89歳の女性が浴室で頭を打って死亡する事故があり、同苑は29日、職員の介助の仕方と施設の管理に過失があったことを認めた。

すでにご存知のとおり、先月29日に東京都東大和市の特別養護老人ホーム「さくら苑」で入居者の死亡事故が起きた。

過去も1人で入所者移動 さくら苑死亡事故 職員の規則違反常態化?(東京新聞)
苑の規則では、入所者を抱えて移動する場合、職員二人ですることになっており、同法人は単独での移動が死亡事故の原因とみている。しかし、同法人の調査に、死亡した女性の入浴介護を担当した男性職員(51)は「以前にも、小柄な女性を一人で持ち上げることがあった」と証言。ほかの職員も、過去に一人で入所者を移動させていたことを認めた。同苑は春ごろ、単独で入所者を移動しないように、職員を指導していたという。


特養ホームさくら苑:死亡事故 「1人介護」常態化 /東京(毎日新聞)
同日、会見した米持苑長によると、男性職員は以前から1人で女性を抱きかかえてベッドに移していた。当時、浴室内にいた女性職員も別の入居者の入浴介護中で、落下を見ていないという。同苑はこうした「1人介護」を知りながら、指導を徹底していなかった。


この事故の原因はどこにあるのか。
さくら苑の責任者は、事故が起きた原因のひとつとして次のような3点を挙げている。
転落は過失との認識を示したうえで、(1)単独で介護した(2)職員の介護技術に問題があった(3)介護システムにも問題があった−などを事故原因として挙げた。

よくよく読んでみるとなんとも曖昧で、介護技術に問題のあった職員が単独で介護をしたことに問題があるような言い回しだ。

そうだろうか。

さくら苑は、介護職員が1人で介護していることを知りながら何らかの対策などを取っていなかったと報道されている。亡くなった入居者の心身状態がわからないが自立歩行ができない場合、その体を介護者1人で入浴介助させること自体、無理があるのではないだろうか。
昨年の性的虐待事件以降決めたのかどうかはわからないが、そもそも苑の規則では、入所者を抱えて移動する場合、職員二人ですることになっているそうだ。つまり、施設側も1人での介護の危険性は認識していながら、その1人介護を見てみぬふりをしていたのだ。

わたしは介護従事者ではないので介護の現場を知らない。しかしネットなどで調べるかぎり、その実態は苛烈を極める。数十人の要介護者を2人で、限られた時間のなか入浴させなければならない状況というのはいくらでもあるそうだ。


昨年8月に男性職員による女性入居者に対する性的暴言事件が起きたことは記憶に新しい。その後、東京都から介護保険法91条に基づく、改善勧告が出され、東京都などからの補助金が打ち切られたそうだ。
経営も厳しく、労働環境にしわ寄せが行っていることは間違いない。

だからといって、入居者を生死の危機にさらし、労働者を訴訟問題など法的社会的危機にさらすことは許されないと思う。


介護保険自体、抜本的に見直す必要があるのだろう。

編集人 by バジリコ at 16:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2007年01月09日

長崎グループホーム火災から1年……。

鎮魂碑建立し慰霊祭、高齢者ホーム火災から1年(日経新聞・共同通信)
高齢者7人が犠牲になった長崎県大村市のグループホーム「やすらぎの里さくら館」の火災から1年を迎えた8日、現場のホーム跡地で慰霊祭が行われた。犠牲者の遺族や関係者ら約30人が花を手向けた後、新たに建立された鎮魂碑の前で玉ぐしをささげた。焼け残ったホームの建物は現在、取り壊されている。

この事故の後、何が変わったのだろうか。

ご存知のとおり、グループホームにスプリンクラーを設置することが義務付けられたのだ。
グループホームに住宅用スプリンクラー義務付けへ(シルバー新報)
グループホーム関係者が強く反対していた住宅用スプリンクラーの義務付けについては、平屋建てなど一般住宅並みの小規模な場合や、夜間も複数の職員が配置されている既存のホームなどは除くとする除外規定を盛り込むことで決着した。だが、これまで消防法令上、明確な規定がなかったグループホームに新たな規制が設けられることになる。施行令は年内に改正される予定だ。

消防庁のプレスリリースなどを確認したところ、具体的にいつから関連法が改正されたのかがわからないが、記事によるとすでに改正されたようだ。

グループホームにまたも難題(日経新聞)
3月下旬の第5回目の最終会合で報告書をまとめ、「住宅用スプリンクラーの5年以内の義務付け」が決まった。だが、検討会の委員でもある厚労省と運営者団体のグループホーム協会は、一貫して「早急な義務付けに反対」と表明しており、報告書内でもその旨明記された。介護保険の重要なサービスが、その主務官庁の反対意見を押し切ってまで設置基準を変更するという異常事態となっている。 (中略)本来は行司役のはずの委員長は、消防研究所の理事長で「命の安全が守れないなら、運営から撤退すべきだ」と強硬論を唱えた。

このコラムは非常に勉強になるので、ぜひ一読いただきたい。
私もこのコラムを読んで知ったのだが、火災の起きたグループホームはかなり特殊な立地条件・建築条件だったようだ。そのケースを普遍化すること自体にかなりムリがあり、スプリンクラー設置のコストをかんがみても、性急で強固な防災体制の構築は非現実的である、というのが運営者側の視点。
余談だが、コラムにもあるとおり検討会の委員のほとんどは消防関係だった。

さらに余談だが、「やすらぎの里さくら館」を建築したのは、総合経営研究所木村建設だ。

万が一に備えることは、公的施設だろうが企業ビルだろうが当然のこと。今回の事故によってあいまいだったとされる、グループホームの防災基準が明確になったのは評価されるべきだろう。ただし、防災設備を整えられないために、グループホームが閉園されるとなれば、本末転倒である、という話もあるだろう。しかし、高齢者の痴呆をケアする場所が安全ではないということ自体が本当の意味で本末転倒なのかもしれない。

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2006年09月04日

介護職員が利用者の遺言状を作成

介護職員が90歳の利用者の遺言書を作成届け出(サンケイスポーツ)
鹿児島市にある在宅介護支援センター「城山苑」の女性介護職員(45)が、利用者の女性(90)の全財産を自分が受け取る遺言公正証書を作成、届け出ていたことが女性の抗議で2日までにわかった。市は「公正証書の作成は業務と関連がない」と問題視、運営する社会福祉法人城山会に詳しい報告を求めている。

これは安易にどっちがどうだとは言えないだろう。
介護職員は業務を逸脱し、遺言状を書いたのは事実。
ただ、要介護者が他人である介護職員を信頼し、というか好きになり(こういう表現が適切かはわからないが)、「私の全財産をあげるわよ!」といったのかもしれない。
いうまでもないことだが、要介護者からこの手の話があったとしても、介護職は断らなければならないし、第一、真に受けて遺言状を作るなどもってのほかだ。

この報道だけでは、介護職員が勝手に遺言状を作成したのか、要介護高齢者が作成してくれといったものの、変心したのかはわからない。

いずれにしても、こういう面でも介護職は危険な立場にある(いろんな意味で)わけだ。

社会福祉法人「城山会」が運営する在宅介護支援センター「城山苑」を監督する立場にある鹿児島市は次のようにコメントしている。
鹿児島市は「個人的な関係を築いていたとしても問題。事実関係を把握したい」としている。

これは難しい。今回のようなケースに陥る可能性は低くないとはいえ、ヘルパーは利用者と個人的な関係を築くな、というのは建前だが現実は難しいだろう。
特に、腕のいいヘルパーほと利用者に好かれるし、利用者から個人的な関係を求めてくるケースもあるはずだ。私の義祖母が在宅介護を受けていたころ、非常に愛想の悪いヘルパーがおり、そのことに義祖母はいたく腹を立てていた。

遺言状云々の話はおいといて、改めて、介護従事者と利用者との距離感の保ち方の難しさを痛感させられるケースだ。
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2006年08月21日

またも老老介護を苦に自殺

68歳夫、介護の妻と無理心中か/大阪(日刊スポーツ)
21日午前9時50分ごろ、大阪市住吉区苅田4丁目の無職男性(68)方で男性と妻(65)が死亡しているのを、妻の介護で訪れた女性が見つけ、110番した。

またか!と思った人も多いはず。
別の新聞報道によると、妻はアルツハイマー病だったという。
未然に防ぐにはどうしたらいいのか。
その荷をヘルパーなどの事業者に負わせるのはあまりに酷。
通報義務があるとはいえ、超限られた時間、介護するだけで精一杯だろうし、変に立ち入ると家族などに疎んじられる。
では民生委員か。この組織・システムが崩壊していることは周知の事実。。
保健所や市町村保健センターの保健師か、地域なんたらかんたら支援センターだろうか。

介護疲れによる無理心中(埼玉)日本介護新聞
介護疲れによる事件が相次ぐ 日本介護新聞

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2006年08月20日

介護疲れによる無理心中(埼玉)

自宅で無理心中? 妻の介護疲れが原因か 坂戸(埼玉新聞)
十九日午前四時四十五分ごろ、坂戸市紺屋の東京都板橋区清掃事務所嘱託職員、前川満男さん(63)方敷地内の電信柱で、男性がロープで首をつっているのを新聞配達員が発見し、一一〇番した。男性は前川さんで、病院に収容されたが死亡が確認された。
現場に駆け付けた西入間署員が同方一階和室の布団の上で前川さんの妻よしみさん(58)が首にロープを巻かれた状態であおむけに倒れて死んでいるのを発見した。

老老介護の果ての無理心中や殺人事件が多発しているように見える(報道されることが多くなっただけで、以前から多かったはず)。
息子さんは介護士だというし、介護保険も利用しているのだろう。
未来を絶望しての心中だろうか。心よりご冥福をお祈り申し上げる。


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編集人 by バジリコ at 19:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2006年08月15日

介護疲れによる事件が相次ぐ

73歳妻をバットで殴り殺す=介護疲れか、夫を逮捕−神奈川(時事通信社)
寝たきりの妻(73)をバットで殴り殺そうとしたとして、神奈川県警藤沢北署は15日、夫の同県藤沢市長後、無職山口清容疑者(73)を殺人未遂の現行犯で逮捕した。(中略)同容疑者は「妻が死にたいと言ったのでやった」などと供述しているという。

天候などが理由なのか、はてまた単にほかに報道することがないから取り上げられているだけなのか。最近、家庭介護者が要介護者を殺傷する事件が立て続けに起こっているように思える。

母の介護疲れ見かね長男が父を刺殺(日刊スポーツ)
 駆け付けた住吉署員が居間の布団の上で、包丁で腹を数カ所刺されて倒れている勝美さんを発見。近くにいた長男の無職孝幸容疑者(39)が「父は病気で、母が介護で苦労しているのを見かねて刺した」と話したため、同署は殺人未遂の現行犯で同容疑者を逮捕した。


「介護に疲れ、殺した」  北九州、逮捕の55歳長男(岩手日報)
北九州市八幡西区で市営団地の一室が全焼し、住人の関岡保子さん(75)が遺体で見つかった事件で、福岡県警折尾署に放火の疑いで逮捕された長男で無職の良明容疑者(55)が「介護に疲れ、殺した」と供述していることが1日、分かった。

本来介護保険は、要介護者への安定的な介護サービスの供給とともに、家庭介護者を守るために施行されたはず。しかし、こうした家庭介護者による事件は一向に減らない気がするのだが。

一般紙は、こうした家庭介護者による事件をことさら大きく取り上げる。
その一方、医療福祉系の業界誌・紙は、こうした事件がなかったかのようにスルーする傾向にあると思う。どちらの対応もよくないのだが、特に業界誌はこうした問題に正面から向き合う必要があると思うのだが、いかがだろう。

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編集人 by バジリコ at 16:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2006年08月09日

性的暴言の特養「さくら苑」、処分見直し

性的暴言の特養「さくら苑」、処分見直しで施設長解任(読売新聞)
東京都東大和市の特別養護老人ホーム「さくら苑」で、男性職員が女性入所者(90)に性的暴言を浴びせた問題で、さくら苑を運営する社会福祉法人「多摩大和園」は9日、当初の処分内容を見直し、玉川桜子苑長を同日付で解任して本部付とし、男性職員2人も最終的な処分決定まで自宅待機とした。

信じられないむごい性的虐待のあった特別養護老人ホーム「さくら苑」。当初の処分があまりに軽微であり、多数の批判が寄せられたため、処分内容を見直したそうだ。
そりゃそうだ。たしか当初、自宅謹慎5日と7日だった。
特養ホームで男性職員2人が性的暴言、出勤停止処分に(読売新聞)
同苑を運営する社会福祉法人「多摩大和園」は、家族に謝罪し、男性職員2人を出勤停止5〜7日間、玉川苑長らを減給10%(1か月)とする処分を決めた。


問題点がいっぱいありすぎて、何から手をつけてよいのかわからない。
とにかく、(1)入所者への性的暴言の疑い(現時点で明らかになっているのは「性的暴言」のみ)(2)職員の不祥事に対する施設のあまりにばかげた対応 がコアな部分か。


関連ニュースをまとめる。

性的暴言の特養ホーム、施設長を解任 処分を見直し(朝日新聞)
90歳女性に30歳男性ヘルパーが性的暴言…東大和市老人ホーム(スポーツ報知)
東大和市の指摘を受け、施設を運営する社会福祉法人多摩大和園は4日、事実を確認。女性の家族に謝罪した上で、5日に緊急理事会を開いた。暴言を吐いた男性を自宅謹慎7日間、一緒に介助していた男性を同5日間、常務理事と苑長を減給10%(1か月)、主任ヘルパーを減給5%(1か月)などとする処分を決定。第三者を含む調査委員会で、さらに詳しく調査することを決めた。
 問題のテープを聞いた玉川苑長は「大変ショックだった。若い男の子がプライベートで話すような内容で、決してあってはならないこと。おわびしようがなく、本当に申し訳ないことをした」と釈明している。

若い男の子がプライベートで話すような内容
意味わかっていっているのだろうか、この玉川元苑長は。
30歳男性職員が90歳入居者に性的暴言…東京の特養ホーム(産経スポーツ)
職員はヘルパー2級で勤続4年。



さくら苑を運営する社会福祉法人「多摩大和園」の謝罪文が公式HPに載っている。
この度、平成18年8月4日、当法人の運営する特別養護
老人ホームさくら苑において、入居者様に対し、職員による
不適切な言動が行われたことが判明しました。

注意していただきたいのは現時点で、謝罪している内容は「不適切な言動」だけであることだ。今後の施設などによる調査結果を追っていきたい。

社会福祉法人多摩大和園(東京都東大和市)


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仕事が忙しいこともあり、約2ヶ月更新を停止していました。
しかし、家族に認知症高齢者のいる者として、また、多少なりとも
間接的に医療福祉業界を見てきた者として、今回の事件は見過ごすことはできません。
こうした不祥事はブロガーとしてできる限り追っていくとともに、介護の質の向上に役立つ情報をピックアップしていきます。

編集人 by バジリコ at 23:44 | Comment(8) | TrackBack(1) | 介護の事件・事故

2006年03月08日

【災害対策】非常時の高齢者など災害弱者を守るために

高齢者や障害者、災害時の支援に優先順位…政府案(読売新聞)
政府は6日、台風や地震など災害が発生した際に、高齢者など災害弱者の犠牲を減らすため、「災害時要援護者の避難対策検討報告」案をまとめた。

個人情報保護法が、災害時の自治体などの対応の足かせになっている。
どの病院に、誰が収容されたかなどの情報が公開されないばかりか、被害者がどんな病気を抱えているかなどの情報が、関係機関で共有されにくくなってしまったらしい。
そこで今回の検討会では、自治体など関係機関に対し、個人情報保護法は尊重しつつも、災害時には迅速にかつ的確に救助にあたることが求められた。

今後は、この案をもとに中央防災会議で検討が重ねられ、自治体などに通知されるという。

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編集人 by バジリコ at 01:50 | Comment(0) | TrackBack(1) | 介護の事件・事故

2006年02月21日

【グループホーム】約半数が消防法違反

認知症高齢者施設、47%で消防法違反・総務省消防庁調査(日経新聞)
全国に約8000ある認知症高齢者のグループホームのうち、防炎カーテンや誘導灯の未設置など何らかの形で消防法に違反する施設(棟数)は46.8%、3866棟に上ることが20日までに、総務省消防庁の調査で分かった。

1月の長崎県のグループホームでの火災事件を受けての調査結果だ。
災害弱者を救えず 長崎のグループホーム全焼事件(日本介護新聞)
長崎グループホーム火災の教訓生かせ(日本介護新聞)
この調査結果を見る限り、長崎県での火災事件のようなケースは、どこでも起こりうる危険性があったことがわかる。いや、より悪い結果が起きる可能性だってあった。
グループホームは、介護の質だけでなく、施設面での格差も大きいのが事実。
利用者や介護者の生命を守る最低限の設備は整えなければならない。

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編集人 by バジリコ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2006年01月16日

長崎グループホーム火災の教訓生かせ

長崎県で起きたグループホームの火災死亡事故の教訓を生かそうと、全国各地で防災点検などが行われている。
今回の事件、特に読売新聞が力を入れて報道しているように思える。
[解説]長崎・グループホーム火災の教訓(読売新聞)
今回の火災は、夜勤時は1人になるなど、職員が少ない小規模施設の安全対策の手薄さを露呈した。職員数の増加は介護費用や入所者の負担増につながるために難しく、火災などが起きた場合、入居者をいかに早く避難させるかの問題を提起した。(中略)
こぶし園では、普段から町内会との交流を重ね、施設にはどんなお年寄りが何人いるのかなどを知ってもらうようにしている。この努力が実って、一昨年の新潟県中越地震の際には、発生直後に近所の人々が駆けつけてくれた。

また、今後の法整備の動きも紹介。
総務省消防庁は10日、グループホームなどの防火安全対策の検討会の設置を決めた。スプリンクラーの設置義務化などが検討される。ホームに過度の負担を強いない配慮は必要だが、安くて簡易型の自動消火装置を自主的に付けている施設もあり、そうした試みは参考にすべきだろう。


そのほか、全国各地のグループホーム点検の動きも追ってみた。


グループホーム点検 長崎の火災死亡事故受け 四日市市消防本部(読売新聞)
職員の勤務状況や夜間の火災発生時の対応などについて聞き取りを行った。


災害対策の徹底通知 長崎火災受け県福祉保健部(琉球新報)
夜間は夜勤職員一人がほとんどといい、「夜間の火事となると、認知症や寝たきりの高齢者もおり、対応が大変なところもある。いざという時の知識、訓練も必要だが、地域との連携も重要。地域の理解もお願いしていきたい」と万が一の際の地域の協力が不可欠と訴えた。


長崎の施設火災受け、グループホーム査察 倉吉(日本海新聞)
山内署長は「半数が自力避難できない中で火災時にどう避難するか。訓練の実施や近所の人との連携を深めるなどして、火災時の対応を考えることが被害を防ぐ上で大切になってくる」と話していた。


予防徹底呼びかけ施設査察 長崎のホーム火災受け山城の消防署(京都新聞)
同園は「これまで日中の避難訓練はしてきたが、今後は夜間の火災を想定した訓練も考えないと」と話していた。


色々と、予防策の「種」が見えたような気がする。

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編集人 by バジリコ at 00:12 | Comment(5) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2006年01月09日

災害弱者を救えず 長崎のグループホーム全焼事件

1月8日未明に起きた、長崎県のグループホーム「やすらぎの里さくら館」全焼事件の経緯などを紹介する。

概要は下記URLを参照してほしい。
グループホーム全焼、高齢者7人死亡 長崎・大村(朝日新聞)
高齢者施設火災、7人死亡 2人負傷、長崎・大村(産経新聞)



□読売新聞
未明の猛火、救助届かず〜夜勤は「国基準」の1人だけ(読売新聞)
「非常時に認知症=痴呆(ちほう)=のお年寄りを何人も助け出すのは無理」と施設関係者は口をそろえる。県は夜勤体制の見直しを検討するが、昨年から2人体制にするよう指導している石川県でも、人件費などがネックとなって改善は進んでおらず、有効な手立てを見いだせずにいるのが実情だ。

それでは今回のような火事が起きた時点で、入所者の「焼死」が確定するわけだ。
小規模な施設整備で参入できるという手軽さから、不動産業者がグループホームの起業セミナーを開いたり、建設業者が施設を建て自ら運営に乗り出したりしているという。それだけに安全対策が急務だが、消防法施行令でスプリンクラーの設置が義務づけられている延べ床面積1000平方メートルに満たない施設がほとんどで、ハード面の対策も追いついていない。

読売の論調としては、既存制度に施設の設置基準をあわせるのではなく、急増する施設の現状に合わせて制度を組みなおせ、ということだろう。
現時点、読売ほど突っ込んだ記事は見当たらない。今回の論点は間違いなく、施設施設置基準のあり方だろう。

続報を待つ。

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編集人 by バジリコ at 11:56 | Comment(3) | TrackBack(3) | 介護の事件・事故

2005年09月24日

北海道の介護中の事故死の詳報

常呂町立特養ホーム 1人死亡、5人が骨折 4−8月 介護ミスか、町長陳謝(北海道新聞)
北海道の町営特養ホームでの死亡事件。大変申し訳ないことに、地元紙のニュースを当たるのを怠ったまま、さきほどエントリしてしまった。

ということで、事件についてやや詳細なことが書かれている、地元紙の記事を引用しよう。

骨折したのは七十九歳−九十二歳の女性五人。四月に一人がベッドから車いすへ移される途中に左足を折ったのをはじめ、七月には歩行器を使い移動中に転倒し左腕を折ったり、入浴介護中などに胸の骨を折る事故が相次いだ。いずれのケースもそれぞれ別の介護職員が付き添っていたが、介助の際に力の加減などを誤ったとみている。介護職員の中には採用間もない新人もいたという。

問題点がいくつかある。
・介護の技術レベルの低さ。
・その技術レベルを一定まで高めようとしなかった運営者。
・事故を起こした介護職員の中には新人もいたようだが、その新人指導をしなかったマネージャー、もしくはベテラン職員。
・ここまで事故が続発してからでないと問題が表立たなかったこと。
・その発表が、定例町議会で行われたこと。
上から下まで問題ありまくりに見える。
事故が続発したことが何より問題なのだが、その、何がもっともコアな問題点なのかは見えない。続報があるはずだから、それを追いたい。

それにしても、こうした介護系事故に関する報道をみて思うのだけれど、当事者「事後」の対応があまりにアマチュアすぎるのではないかということも指摘しておきたい。

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編集人 by バジリコ at 03:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

介護事故が続く施設

介護中1人死亡、5人骨折(静岡新聞)
北海道常呂町の町立特別養護老人ホーム「のぞみの園」で、ことし4月から8月にかけて、介護中の事故が続き、入園者1人が死亡、5人が骨折していたことが23日、分かった。

通信社の記事しかソースがないので何もコメントできない。
続報を待とう。

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編集人 by バジリコ at 03:43 | Comment(1) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2005年08月16日

認知症高齢者の86人が免許取り消し

認知症:改正道交法施行後、86人が運転免許取り消し(毎日新聞)

ブログ「ナース発!ゆっくり歩こう。」認知症の運転免許取り消しというエントリを読んで、上記毎日新聞記事を知った。

認知症を理由に運転免許の取り消し処分を受けた人が、02年6月の改正道路交通法施行後、年々増加して86人(04年末現在)になったことが、警察庁の調べで分かった。改正法では、疾病などの自己申告に基づき運転が不可能と認められた場合、免許取り消しが可能になった。

つい先日、認知症高齢者などの「高速・逆走」事故というエントリを書いたばかりだった。
記事によると、認知症高齢者の免許取り消しを求めたのは、ほかならぬ家族だという。
なるほど。


この記事に対し、「ナース発!ゆっくり歩こう。」のns55さんは次のような対策を市町村に求めている。
実際に高速道路の逆走など信じがたい事故が発生している状況下、早期に適性検査等の新たな試みに期待したい。また、地域によってはバスや乗り合いの福祉車両などの整備、高齢者の外出の機会を喪失しないような市町村での施策も必要だと考える。

そのとおりだと思う。高齢者、なかんずく認知症高齢者にとって外出は心身によい影響を与えるだろうし、自分の“足”の車を奪われたときの精神的なダメージを緩和する意味でも、こうした受け皿は必要だと思う。


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編集人 by バジリコ at 02:07 | Comment(1) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2005年08月12日

認知症高齢者などの「高速・逆走」事故

社会 : 目立つ認知症の高速道逆走 昨年は死亡事故も(長野日報)
昨年認知した39件の逆走をみても、運転手が特定できた17件のうち13件が65歳以上の高齢者で、「高速道と知らずに進入し、逆走した高齢ドライバーも目立った」(同隊)という。

ドライバーにとっては、死ぬほど恐ろしい問題。
1年ぐらい前から特に取り上げられるようになった、高齢者の高速道路逆走事故。
認知症を中心に、状況認識能力・判断力が衰えた高齢者が、逆走しているとは知らず、高速道路を突っ走るというもの。

いや●●歳以上は運転を禁止すべき、など厳しい意見もある一方、地方、特に過疎地では、車がなければスーパーに買い物にもいけない現実もある。
認知症と診断されたのならともかく、高齢者を一律に運転禁止とするのはあんまりだと思う。かといって、高齢者や一般ドライバーの安全を守るためにも、やはり何らかの対策は必要ではないか。

そこで、たとえば70歳以上のドライバーは年1回、運転講習を受けるようにしてはどうか。現在もこうした講習はあるようだが、その講習で失敗したところで、免許を取り上げられることもないようだ。だから、ある程度厳しく、講習をパスしないと免許は更新されない、という仕組みにしてもいい。



ただ、矛盾するようだが、せっかく長年生きてきた高齢者を、めったやたら「テスト」するのは好きじゃない。認知症診断系の某テストに対しては、高齢者や家族、医療・介護従事者から「高齢者をバカにしているのか」という意見が多数出ている(私もそう思う)。


まあ、「尊厳」より、ほかのドライバーの「生命」は優先するべきだと思うけれど。


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編集人 by バジリコ at 16:16 | Comment(1) | TrackBack(1) | 介護の事件・事故

2005年07月11日

老老介護に危機感抱く人7割 そりゃそうだよ

介護者の7割健康に不安(東京新聞)
 「老老介護」で介護者の約7割が過労や健康不安を抱えていることが9日、民間団体の調査で分かった。介護者が男性の場合、近所付き合いが希薄で孤立化しやすい傾向も浮かび上がっている。

いうまでもなく、老老介護の問題は、不安を抱えているかどうかではなく、介護者全体に占めうその数だ。

記事を見ると、「老老介護者の7割が将来に不安を抱いています!」みたいな感じだけれど、

そんなの 当 た り 前 だ。

家庭介護者に占める老老介護者の比率ぐらい書いて欲しいものだ。
こういう記事は私も書いたことがあるが、単に手持ちのデータを文章にしただけのもの。
みなさんもくれぐれもこの手の手抜き記事に騙されませんように。

いわずもがなだけれど、「介護保険」では介護者の有無や状態は、要介護度などには一切影響しない。そのあたりに記事では、ずばり切り込んで欲しかった。

これは個人的考えだが、老老介護でも、「都市型」と「農村型」とにわかれると思う。
それぞれかなり深刻な状態なのだが、私はより「都市型老老介護」には危機感を抱いている。
そのあたりは、機会があれば長々wと書かせていただく。


ご無沙汰しています!w
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2005年06月27日

なくならない 施設内感染

特養ホームで2人死亡、別の5人からO157 北海道(朝日新聞)
北海道保健福祉部は26日、様似町の特別養護老人ホーム「様似ソビラ荘」(山崎峰雄施設長)で入所者ら24人が下痢などの症状を訴え、うち2人が死亡したと発表した。

原因が特定されないとなんともいえないけれど、どうしてもこうした集団感染・集団食中毒はなくならないようだ。

施設長は、
山崎施設長は「食事は生野菜を出さず、湯を通すなど食中毒対策には気を使ってきた。入所者は比較的落ち着いているが、原因がわからなくて困っている」

とコメントしている。


施設での感染対策はここ数年進んでいるらしいけれど、一方で多忙なためか、たとえば排泄ケアなどをしたまま、食事介助してしまっている施設もあると聞く。
すべてが「多忙」なことを理由にはできないが、原因をつきとめ、その原因の裏にある問題も解決しないと、いつまでたっても普遍的な解決策が見出せないように思う。

感染対策の基本であり、要であるのは「正しい手洗い」であると、基本的な感染対策本には書かれている。簡単なことなのだが、いや簡単で当たり前すぎるため、その徹底がなされていないのだろうか。


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2005年04月24日

介護施設入所者の転倒死で、医療法人に賠償命令975万円


歩行器を使って一人で歩いていたところの転倒死だったそうだ。


続きを読む

編集人 by バジリコ at 16:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2005年04月08日

舟橋市特養ホーム傷害事件 密室化に警鐘

介護密室化の危険性 船橋の特養傷害事件(朝日新聞)
監査項目は国の運営基準に基づいており、職員配置や衛生管理、食事の内容、オムツ換えの回数、職員研修の実施の有無など。職員の介護実態や内面に抱える問題などは点検できない。また、入所者の処遇が前提で、職員の処遇改善は、国の基準に定めはない。

容疑者は現在犯行を否認している。だから、動機なども不明だ。
仕事が過酷だから、そのストレスを入所者にぶつけたのか。
入所者個人が憎かったのか。
容疑を含め、今後明らかになっていくだろうが、いかなる理由でも抵抗できない入所者に危害を加えることは絶対に許されないし、相応の処罰を求めたい。


この事件をきっかけに、特養ホームの「密室化」がこうした事件を拡大させるのではないかという懸念が浮上している。今後普及していく新型特養ホームなどでは、全室個室・ユニットケアが当たり前の状態になるからだ。
ユニットケア(小人数でケアするシステム)は、高齢者の尊厳や意思を尊重しながら個別ケアを実現するということで、国も施設介護の質を高めるカギと期待している。
しかしながら、この密室化を回避する対策が十分取られていないように思う。

特養の個室・ユニットケア化が進むと密室化の可能性も高く、施設サービスの介護従事者については在宅サービスのようにホームヘルパー養成研修修了者という義務づけがないので、介護サービスの質の担い手の問題が大事であり、倫理規定がしっかりしていて専門的な知識・技術を有する介護福祉士等の配置を考える必要がある。(02/05/23 社会保障審議会 第10回介護給付費分科会議事録

その介護福祉士が現在容疑者とされているのだが。。

ユニットケアについて、某掲示板では「メリットばかり誇張されていて、デメリットが明らかになっていない」という意見がいくつか記載されていた。
今回、思わぬカタチで「デメリット」が浮き彫りになってしまったワケだが、その対策を個々の施設に求めるのではなく、人員配置基準など抜本から見なおすことを国に求めたい。


それにしてもさ、いい加減、こういった施設などでの暴力事件を抜本的に防ぐような対策を取らないといかんのじゃないかな。上記のようないかにも机上の空論みたいな議論をしてちゃだめだよ。

編集人 by バジリコ at 09:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2005年04月07日

特養ホーム入所者が暴行受ける 介護士を逮捕

特養入所者に暴行 介護士を逮捕 船橋市(朝日新聞)
同施設は個室ケアが中心で46室、4人部屋が6室。入所者は認知症患者。被害女性は、通常会話もままならず、食事、トイレ介助が必要な重度だった。浜口容疑者は介護経験が8年、昨年1月に介護福祉士の資格を取り、被害女性のいる2階フロアの主任を務めていた。

介護福祉士の資格も持ち、経験8年というなかなか立派なキャリアの介護士が容疑者とされている。
うーん。
奇しくも今月5日は介護福祉士国家試験の結果発表日
介護福祉士とは、社会福祉士と介護福祉士法に基づき、介護福祉士の名称を用いて、専門的知識と技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある人につき入浴、排せつ、食事そのほかの介護を行い、ならびにその者と介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする人。

一般的に、介護職の上級資格だと考えられている。

まだ本格的に事情聴取されていないし、容疑者本人も犯行を否認しているため、その動機などは明らかになっていない。

介護関連施設での事件を意識してピックアップしているワケではないが、どうも最近増えているように思えてならない。特に、被害者が認知症患者、加害者が介護士というパターン。

とにかく事件の進展を追っていきたい。

編集人 by バジリコ at 16:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2005年03月11日

介護保険料、間違って徴収

介護保険料 徴収ミス発覚 (TSS)
広島南社会保険事務所が事務処理ミスにより介護保険の被保険者11人から保険料を間違って徴収していたことが明らかになりました。

ミスの原因は、極めて単純な人為的なもの。古いデータが入っているフロッピーディスクを、新しいものと思って使ってしまったのだとか。

介護保険制度では保険者である市町村が、国保の教訓を生かしかなりハイレベルな運用システムを、導入している。しかし、よくいわれることだが、やはり扱う人間のレベルが最重要なわけだ。
今回のミスを「ただフロッピーを入れ間違えただけ」と認識せず、「フロッピーが間違えるような場所に置かれていたり、ラベルがきちんと貼られていなかったり、そういうデータ管理上のミスを放っておく事務所は、厳重に危機管理を見直す必要がある」と捉えてミスを防いでいってもらいたい。

仕事していればミスはする。どんな人間だってミスをする。しかし、ただでさえ注目されている介護保険なのだから、ちょっとした(と本人は思っている)ミスであっても、一事が万事になりかねないことを役人は肝に命じるべきである。

編集人 by バジリコ at 13:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故

2005年03月06日

認知症家族を殴った被告のため、自治会が嘆願署名

認知症の母殴打の被告、自治会が嘆願署名…大阪(読売新聞)
昨年12月、介護していた母親を殴り重傷を負わせたとして、傷害罪で起訴された無職田中光雄被告(70)の減刑を求め、地元の大阪市阿倍野区・阿倍野第一住宅自治会(吉田道弘会長)が、嘆願署名集めを始めた。

痛ましい話です。

要介護者のケアはもちろん、今後ますます重要になってくるのが在宅介護者の心身のケアでしょう。
どうしたらいいんでしょうね。やはり介護者同士が知り合えるような“場”がもっとできるといいのでしょうか。。

痴呆の人の思い、家族の思い
呆け老人をかかえる家族の会 日本アルツハイマー病協会=


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