新着記事

2008年03月17日

フィリピン人ヘルパー、受け入れ体制は整ったのか?

外国からの介護職受け入れ「日本に問題」(キャリアブレイン)

「介護職が足りなくて介護保険はつぶれそうになっている。介護職が不足していることに対し、日本の政府は政策がなさ過ぎる。日本人で介護をやりたいと思っているなら、まず日本人の介護職の待遇をきちんと上げて、みんなが生き生きと働けるようにしなければならない。それで介護職が(日本人で)足りるのか足りないのかを考える。それでも足りないなら、どこかの国に頼まなければならず、受け入れ側として、送り手となる国や受け入れる人たちのことをもっと知る必要がある」

国内の労働力に頼るにしては、介護報酬が低すぎる。そして海外から労働者を招き入れるにしても、受け入れ体制が脆弱、というより、まともに考えられていない状態だ。
以前も書いたが、今回の受け入れを成功させられない場合、今後、海外から労働力を受け入れることは難しくなるのではないだろうか。

介護:現場で外国人活躍 背景に人出不足−−横浜の特養「よつば苑」 /神奈川(毎日.jp)

うち4人はフィリピン籍で、1人はカンボジア籍だ。入所者の女性(75)は「やさしいですよ。こまやかで、よく働いてくれる」。職員の長田栄作さん(23)は「元気でパワーがある。レクリエーションでも僕みたいに控えめに接してしまう所がない」と言う。昨年5月から本格的に採用を始めた碓井義彦施設長(39)は「人材不足が厳しく、将来は外国の労働者に就いてもらうしかない。今から慣れておいた方がいい」と話す。

労働不足を実感している一部の現場では、記事のように外国人ヘルパーを受け入れているようだ。

外国人ヘルパーを同僚に迎える際の最大の問題は、言葉というよりも、日本語の読み書きだろう。特に介護保険は膨大な書類を作成せねばならず、日本人ヘルパー同様にそれらをこなせるかというと、現実的には難しいだろう。かといって、そうした事務処理だけ日本人に任せるといっても、かえって効率的ではないと思う。

外国人ヘルパーの受け入れについて、わたしは「利用者の希望も考慮すべき」と考えていた。しかし、労働不足ははるかに深刻で、もはや利用者の希望を聞いている段階を過ぎてしまったのではないかと考える。
労働力不足を解決するには、待遇をよくするほかないだろう。
それは日本人・外国人問わずだ。
現状、日本の介護はパートタイムのヘルパーに支えられているといっても過言ではない。しかし、それにいつまでも甘えていては、いざというときに、本当に困ることになるはずだ。

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/89929469