結果によると、尿失禁やぼうこう痛など排尿障害の症状がある人は、78.4%に上った。「閉じこもり」の指標とされる外出頻度については「週1回以下」と答えた人が47.7%を占めた。「外出や旅行ができない」「気分が落ち込む」「眠れない」など、生活への影響があらためて浮き彫りになった。
「閉じこもり」は介護予防の重点項目に挙げられている。
単に家に閉じこもるだけではなく、心身ともに機能が低下する危険性が強い。そしてその閉じこもりの原因となっているのは、排尿(排泄)障害や高齢者のうつ病、心身の状態悪化などだ。
つまり排尿障害は単なる機能的障害ではなく、排尿障害→閉じこもり→心身機能の低下→寝たきり状態 へと悪化していく要因のひとつなのだ。
さて、記事では実はとても重要な排尿障害が介護予防のケアプランに反映されていないという実態を取り上げている。
排尿障害は、まず高齢者本人が第三者に訴えたり、解決できると思ったりしない(できない)ところが大きな問題だ。
これを解決するためには、本人や周囲による排尿(排泄)障害への理解が欠かせない。
欠かせない、とカンタンにいっても、人間の尊厳に関わる話なだけに簡単にはいかないだろう。
しかし、じつは排尿障害はトレーニングしたり、問題解決することで治ったり、状態がよくなったりすることが多いのだ。
そのことをまずは理解し、自信を持つことが大事だと思う。
ご存知の方も多いだろうが、排尿・排泄障害に取り組む日本コンチネンス協会がある。かなり昔に一度、取材に伺ったことがある。
会長の西村かおる氏は書籍も多く出しているので興味のある方は是非、一読を。
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