認知症介護の現場にとどまりたい−−。そんな思いで、火災から約3カ月後、別のグループホームでケアマネジャーとして働き始めた。だが、市が主催する勉強会など公式の場に顔を出すことはなるべく控えた。「あれだけの火災を起こしたのだから」。それが一つのけじめだと考えたからだ。
入所者7名が亡くなるという、痛ましい大火災が起きたグループホーム。
示談金として7人の遺族に施設側が1億円を支払うことになった。
長崎・大村のグループホーム火災:7遺族と和解成立(毎日新聞)
事故から1年前に、このような記事をエントリした。
長崎グループホーム火災から1年……。
そこにも記載したが事件後、グループホームにはスプリンクラーの設置が義務付けられた。
※加筆:2009年に施行され、2012年までに新規・既存施設にスプリンクラーなどを設置しなければならない。
グループホーム等に関する政省令が改正されました
元代表のコメントを見ると胸が熱くなる。介護業界から足を洗ってしまってもおかしくない。にも関わらず、介護の実態を知るだけにあえて留まっている。
大村の火災を通して、グループホームや宅老所などは善意だけでもだめだし、逆に儲けの精神だけでも運営できないということが再確認されたと思う。火災などリスクを評価し、管理できてはじめて高齢者を預かれるのではないかと思う。
