毎日新聞が、今回の法改正を社説で取り上げた。
やはり最初に注文つけられたのが、「新予防給付」だ。
いろいろな手を打って介護財政を改善しようという方向に異論はない。予防重視の考え方も理解はできる。しかし、厚生労働省は筋トレをあまりにも強調しすぎたために、高齢者を不安にさせてしまった。これは大いに反省すべきである。行政施策を十分説明し、理解をしてもらうことが基本であるのに、不安をあおってしまった。
昨日、私が指摘したとおり、厚生労働省はあまりに筋トレの効果をPRしすぎた。
しかも、論拠が不十分なままである。
その結果、介護予防なかんずく、筋トレ(パワリハ)へのイメージが低下してしまった感は否めない。
いくつかの自治体が筋トレのモデル事業を実施、厚労省は「効果あり」と説明しているが、これには反論もある。同省はまた「筋トレは強制しない」と説明するが、現場のケアマネジャーにまで徹底させるべきだ。また介護事業者が筋トレに群がって利益を得ようとする動きもチェックすべきだ。
そのとおりで、本当に「強制ではない」状態を保つことができるのだろうか。
利用者も介護職もかなりの不安を抱えているはずだ。
普通、医療福祉系に限らず、この手の法改正はまず現場レベルでの意思統一というか、普及をした上で、国民(利用者など)に法改正の趣旨などをきっちり説明しなくてはならない。
しかし、今回は行政も現場も利用者も、みな「よくわからない」状態なのだ。
とりあえず法改正し、予算をえさに行政を動かし、それに事業者をなびかせ、利用者を従わせるという、一番いやなトップダウンの流れになってしまうように思える。
昨日も指摘したが、とにかく介護予防の考えや実効性には期待していただけに、今回の「過程」はとても残念に思う。
ともかく、今後の介護予防を中心とした介護保険からは目が離せない。
こんなネットの場末のブログだが、言いたい放題いわせていただく所存である。
おかげさまでブログランキング1位です!
ますます勝手気ままに介護保険をばっさりいかせていただきますw

さすがに新予防給付にはフットケアが消えたみたいですが、厳格にevidenceを求める厚労省らしからぬ拙速さだと思います。
で、これはどちらかといえば医療の出番だと思うんですが。
某研究所の研究結果ぐらいしかないですもんね。
フットケアは某専門誌の力?によって当初の介護予防メニューには入りましたが、さすがにそれを「介護予防」の柱にするのは難しかったようですw。
ほんとご指摘のとおり、介護予防は医療の視点が欠かせません。
そういう意味では、介護予防プランを作成するのが保健師になるというのはうなずけます。
今後もぜひぜひ書き込みお願いいたします。
とても示唆に富んだコメントありがとうございました。
一番変わりそうなのは訪問介護だと思うんですが、
老健などでも入所者の介護度が重くなっていくのでしょうか?
イニシアチブと取るのは利用者なのか、介護職なのか。そのあたりもよくわかりませぬ。