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2005年04月08日

舟橋市特養ホーム傷害事件 密室化に警鐘

介護密室化の危険性 船橋の特養傷害事件(朝日新聞)
監査項目は国の運営基準に基づいており、職員配置や衛生管理、食事の内容、オムツ換えの回数、職員研修の実施の有無など。職員の介護実態や内面に抱える問題などは点検できない。また、入所者の処遇が前提で、職員の処遇改善は、国の基準に定めはない。

容疑者は現在犯行を否認している。だから、動機なども不明だ。
仕事が過酷だから、そのストレスを入所者にぶつけたのか。
入所者個人が憎かったのか。
容疑を含め、今後明らかになっていくだろうが、いかなる理由でも抵抗できない入所者に危害を加えることは絶対に許されないし、相応の処罰を求めたい。


この事件をきっかけに、特養ホームの「密室化」がこうした事件を拡大させるのではないかという懸念が浮上している。今後普及していく新型特養ホームなどでは、全室個室・ユニットケアが当たり前の状態になるからだ。
ユニットケア(小人数でケアするシステム)は、高齢者の尊厳や意思を尊重しながら個別ケアを実現するということで、国も施設介護の質を高めるカギと期待している。
しかしながら、この密室化を回避する対策が十分取られていないように思う。

特養の個室・ユニットケア化が進むと密室化の可能性も高く、施設サービスの介護従事者については在宅サービスのようにホームヘルパー養成研修修了者という義務づけがないので、介護サービスの質の担い手の問題が大事であり、倫理規定がしっかりしていて専門的な知識・技術を有する介護福祉士等の配置を考える必要がある。(02/05/23 社会保障審議会 第10回介護給付費分科会議事録

その介護福祉士が現在容疑者とされているのだが。。

ユニットケアについて、某掲示板では「メリットばかり誇張されていて、デメリットが明らかになっていない」という意見がいくつか記載されていた。
今回、思わぬカタチで「デメリット」が浮き彫りになってしまったワケだが、その対策を個々の施設に求めるのではなく、人員配置基準など抜本から見なおすことを国に求めたい。


それにしてもさ、いい加減、こういった施設などでの暴力事件を抜本的に防ぐような対策を取らないといかんのじゃないかな。上記のようないかにも机上の空論みたいな議論をしてちゃだめだよ。


編集人 by バジリコ at 09:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故
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