東京都東大和市の特別養護老人ホーム「さくら苑」での性的暴言事件は記憶に新しいが、千葉県香取市の特別養護老人ホーム「杜(もり)の家」では入所者に対して職員が暴行するという事件が起きた。
同施設によると、昨年十月十七日午後七時ごろ、トイレの介助をしていた男性職員が、この入居者に顔を殴られるなど抵抗されたため脇腹を拳で三回殴ったという。
職員は虐待発覚後、依願退職したそうだ。
認知症患者を介助する際、抵抗されたからといって我を忘れるほど殴ってしまう人は果たして稀なのか。
資格取得や就職の際や働き始めて、介護職が適職ではないと本人や周りの人が気づくことができればこうした事件は起きなくなるのだろうけれど、なんて言うは易し。
ただ、「殴りたい」と思うことと、行うとはまったく別なことで、このように実際に殴ってしまうということは、その仕事内容や労働環境以前の問題であることは間違いない。
どうしたものか。高齢者虐待。
