家族に暴力を振るわれたり、財産を無断で使われるなど、岡山県高齢者サービス相談センター(岡山市南方)に寄せられた高齢者虐待の相談が2005年度は109件で、統計を取り始めた03年度の約5倍に上った。
児童虐待防止法の施工後、児童相談所への通報・相談件数が急増した。今回の記事を、高齢者虐待が増加したと見るか、高齢者虐待の相談件数が増加したと見るか。私は後者だと思う。つまり、以前から第三者の目にさらされることのない、高齢者虐待は多くあり、「高齢者虐待」という概念が徐々に浸透していった結果、相談件数が増加したのだと見るのが自然だろう。
いずれにしても、この記事にもあるとおり、相談されるケースはごくまれで、まったくの暗闇に隠れた虐待事例も多くあるだろう。
こればかりは、保健師などによる地道な戸別訪問で見つけていくしかないと思いつつ、それにはあまりに現状、マンパワーが不足しているのである。
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