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2006年06月01日

家族介護者の4人に1人がうつ病

家族介護4人に1人がうつ 65歳以上3割「死にたい」(共同通信)
高齢者などの介護をしている家族の4人に1人が軽度以上のうつ状態にあることが、厚生労働省研究班の調査で分かった。

介護者のうつ病は深刻。この調査結果で興味深いのは、有料の介護サービス(事実上、介護保険)の利用者を調査対象にしていること。
家族介護者の負担軽減が理念の柱のひとつだった介護保険だが、この調査結果を見る限り、その狙いが果たせていない。
家族介護者がうつに至る原因はさまざま。心理的負担だけでなく、身体的、経済的負担もうつ病の起因になりうる。
特に、病気とは異なり、症状がよくなることが少ない介護の場合、「自分の介護の仕方が悪いのではないか」という不安や、いつまで続けなくてはならないのかという苛立ち、また家族ならではの人間関係の難しさなどもあるだろう。さらに、家族介護をする人の多くはその家庭の家事もこなす主婦。日常生活に加え、身体的負担の大きい介護もこなすことで疲労が増す。

うつ病を単にメンタルな病気と捉えず、その背景要因を探ることが結果的に真に家族のための介護保険作りに役立つはずだ。
介護保険スタートから言われ続けていたことだが、いよいよもって家族介護者の支援が必要とされていることを痛感した。

ちなみに、家族介護者のうつ病というテーマで有名なのは、大島渚監督の妻・小山明子氏だ。
インタビュー「辛い日々を得て得られた幸せな瞬間」(集英社)

書籍も多数発刊している。

パパはマイナス50点―介護うつを越えて夫、大島渚を支えた10年
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編集人 by バジリコ at 01:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 統計/調査結果
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