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2009年01月13日

2008年介護十大ニュース(いまさら版)

あけましておめでとうございます!
うわわっ、気がついたら1月ですね!(白々しい…)

さて、大変大変遅くなりましたが2008年の介護にまつわる十大ニュースをまとめてみました。
当ブログで紹介したニュースの中から選んでいますので、場合によっては大きなネタがゴロリと抜け落ちている可能性もございます。
何卒、ご了承ください。


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日本介護新聞が選ぶ、介護10大ニュース(いまさら版)

1位 2009年4月より、介護報酬が引き上げ!
介護報酬、3%引き上げに。個別のサービス単価は来年1月に決定
介護報酬引き上げへ 総額1200億円の基金を創設(厚労省案)

昨年1番のニュースといえば、やはりコレではないでしょうか。
現状の介護報酬の約3%が引き上げられるようですが、各サービス単価の引き上げ率については現在、続々と発表されています。
ケアマネジメントオンラインさんで随時詳報が流れています。
介護分野の人材獲得が急務である以上、さらなる労働条件・環境の整備が必要ですが、「月給換算2万円」という数字だけが一人歩きしている点が気になるところです。
余談ですが、最近のニチイのテレビCMでこのことを取り上げていましたね。介護報酬アップ⇒給料アップのチャンス⇒だから介護の資格を取りましょう、という流れです。ニチイのCMギャラリー



2位 ヘルパーによる一部医療行為が認められました
介護職に一部医療行為を認める。「療養介護士」創設は見送り

介護保険施行以来、ある種タブー視されてきた問題に、ようやくメスが入りました。
これまで法的バックアップのないまま、“医療行為”をせざるを得なかったという現実を考えれば、むしろ対応が遅すぎた感もあります。介護の質を高めるとともに、広い意味で介護職の労働環境の整備にもつながりました。療養介護士は幻の資格となりましたね。



3位 外国人ヘルパーがやってきた!
記事カテゴリ:【特集】フィリピン人ヘルパー受け入れ

待ちに待った!?外国人ヘルパーが来日しました。当初予定されていたフィリピン人ヘルパーより先に、インドネシア人ヘルパー・看護師候補が来日。すでに医療機関や介護施設で研修を受けながら働いています。
文化や言語の壁に加えて、受け入れコストの問題や資格取得後の対応など、新たに表面化した問題も。
どのような結果になろうとも、中途半端な状態ではその結果は今後の判断材料になり得ません。
外国人を受け入れるという大きな取り組みは最初からすべて成功するわけではないと思いますが、せめて成功させるための努力は怠りないようにしてもらいたいものですね。
なお1月12日には、日本とフィリピンとの間で看護師・介護士の受け入れに関する覚書が交わされ、4月下旬にも第一陣が来日する予定です。
フィリピン人看護師・介護士受け入れ、覚書に調印(読売新聞)



4位 介護福祉士の養成学校が相次いで休校、コース閉鎖しました
介護福祉士を養成する大学で定員割れが相次ぐ

介護業界全体に大きな衝撃を与えたニュースでした。都心地方問わず、未来の介護専門職の育成システムは崩壊しつつあります。
さすがに危機感を抱いた厚生労働省は、さまざまな施策を発表しはじめましたが、どうも焼け石に水な気も。
「学びやすい環境」づくりと「将来働き続けやすい環境」づくりという、両輪の対策が急務ではないかと思います。



5位 介護事業者も減り続けています
訪問介護事業所の減少に歯止めが利かない

こちらもかなり深刻な問題。今回の介護報酬改訂に期待したいところですが、そこまでの有効打となりうるでしょうか。ちょっと心配です。これが、措置制度から介護保険制度へと移行したデメリットの部分と割り切るのはカンタンですが、困るのは利用者なわけで。



6位 介護事業者への監視が強化されます
介護保険法改正案が閣議決定 事業者への監視を強化

コムスンをはじめとした、介護事業者による悪質な介護報酬の不正受給事件は国内に波紋を広げました。
特にコムスンの場合、かなり組織的に不正受給を行っていたようですし、法の目をかいくぐっての隠蔽工作が展開されていました。
また、「一部の悪質業者」というにはあまりに多い不正受給。
未曾有の不況のさなか、こうした不正受給した事業所には、これまで以上に厳しい目が向けられるのは間違いありません。



7位 介護ロボットが続々と登場しました!
ホンダの最新技術を生かした「歩行アシスト」
ロボットスーツに負けるな!? アザラシ型ロボ「パロ」が海外で販売スタート
介護ロボットの安全基準の作成へ。
日本製介護ロボ「パロ」、デンマーク国内ほぼ全ての介護施設に導入が決定
個人的に一番気に入っているニュースです。介護者や要介護者の動作をサポートするものから、要介護者のメンタルケアも担ってしまうものまで、実に多彩な介護ロボットが登場しました。
しかし、導入費用やメンテナンス費用などを考えると一部の大規模施設・事業所以外は、導入するまでに相当時間がかかりそうですね。ああ、わたしもパロに癒されたい。



8位 全国初! 高齢者虐待によるグループホームの指定取り消し
岡山・津山市 高齢者虐待による指定取り消しのグループホーム事件 続報

全国初の高齢者虐待によるグループホームの指定取り消し事件です。ネグレクトによる虐待が疑われており、なかには17キロも体重を落としてしまった利用者もいたそうです。
この事件では、グループホーム側による虐待に加えて、第三者機関による評価が機能しなかったことも問題となりました。
本来、こうした事件を防ぐために機能するはずの第三者機関による評価。役に立たないのであれば、まったくの税金のムダとなってしまいます。



9位 介護・医療系人材ビジネスが本格化します
三井物産とリクルートが介護支援サイトをオープン
介護・看護業界のマッチングビジネスを手がけるエス・エム・エス

100年に1度の大不況が到来しましたが、介護業界および、介護系の人材ビジネスにとってはチャンスかもしれません。介護・福祉関連施設や事業所は、人材獲得のために走り回っていますが、介護資格の取得や人材紹介サービス会社も本腰を入れ始めました。しかし、報道などによると、仕事のハードに対する賃金の安さなどから、期待以上に人材は確保できていないようです。
今は非常事態ですから、民業圧迫などといわずに、下記のような自治体による公的支援が必要だと思います。わたしも資格が欲しいなあ。

失業者ら1000人ヘルパーに養成 東京都、予算8億円計上(産経新聞)
介護の新規雇用に1人100万円 品川区、100人予定(朝日新聞)
今こそ「雇用創出」のチャンス (月刊人材ビジネス)



10位 介護ベッドの事故死、約5年で約30名にも
介護ベッドのすきまに腕をはさまれて重傷(大阪)
介護ベッドの事故死、約5年でなんと約30名

病院や家庭における介護ベッドでの事故死が注目を集めました。
私が想像していた以上に多くの方が事故死しています。
実は、某特養ホームに入所している祖母が夜間、ベッドから転倒して骨折したのです。寝ぼけながら、ベッドのナースコールを押そうとして転んだようで、即日入院しました。現在は元気にしていますが、改めて、自宅施設問わずに、深夜の転倒事故の恐ろしさを実感しました。
誰かを悪者にせず、利用者、メーカー、施設。三者がより安全にベッドを使えるように努力する必要があるのではないでしょうか。

編集人 by バジリコ at 16:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護保険制度
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