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2005年07月29日

状態改善させたらボーナス加算!?

心身改善に成功報酬導入 介護予防の定額化も示す(共同通信)
高齢者の心身の状態が改善した場合には介護報酬を高く設定する方向で検討に入った。

詳細は不明だが、介護給付費分科会介護予防ワーキングチームで検討が始まったという。
これもやり方によっては、介護報酬の不正受給を拡大させかねないだけに、慎重な審議を求めたい。そしてこれはケチらず、状態改善したら、介護報酬1.5倍!とか奮発して欲しいw



それにしても、要介護度という客観的な判断基準があるし、ごたいそうな判定基準もあるのだから、もっと以前から成功報酬制度があってもよかったのではないかとも思う。まあ、その判定基準自体がアレなのだが、なにをもって状態が改善したかという物差しはやはり、要介護度しかないんだろう。

状態維持でもちょっとはボーナス加算されてもよい気がするけれど。。

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編集人 by バジリコ at 01:31 | Comment(2) | TrackBack(1) | 介護保険制度

2005年07月28日

ヘルパーや民生委員の「活用」で高齢者詐欺を減らせる?

悪質リフォーム被害防止へ介護ヘルパーらを活用(日経新聞)
訪問販売によるリフォーム工事トラブルの被害防止策として、介護ヘルパーや民生委員の役割が注目されている。政府は8月から、ヘルパーらを対象とした消費者問題講座を全国各地で開催。トラブル防止策や相談先などのリーフレットの配布も依頼する。

どうだろう、これ。
民生委員の役割が注目されているって……。本来業務じゃないの?
っていうか形骸化した民生委員制度を存続させたいのなら、ここで踏ん張らないとねえ。

さてさて、介護ヘルパーの「活用」ってのはどうでしょうか。
ヘルパーは「仕事」で高齢者宅を訪問しているのだから、こうしたプラスアルファ的な活動をお願いするというのは人情的にはわかるけれど、ヘルパーからすれば正直、負担が大きいのではないだろか。

もちろん、「仕事以外のことはできません」というヘルパーはいないだろうが、実際、そうした詐欺に近い行為に目を光らせるというのも難しい気がする。

まあ、高齢者を詐欺行為から守るためのひとつの手段にはなるだろう。
しかし、「ついでにお願いします」みたいなあいまいなことをさせるのなら、きちんと報酬なり手当てをつけたりすればいい。

こういうところに、役所的な(かつての福祉施策)おしつけの体質を感じてしまう。

本気で高齢者の詐欺被害をなくしたいのなら、ヒトやカネを使わなきゃいかんよ。


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2005年07月27日

筋トレで体調よくなったが約9割

「体調良くなった」87% 高齢者筋力向上事業で参加者調査(琉球新報)
アンケート調査で参加者の87・2%が「体の調子が良くなった」、開始時に体の痛みがあった人の73・3%が「体の痛みが楽になった」と答えた。


賛否両論わかれる、高齢者の筋力トレーニングだが、那覇市のモニター事業では、約9割の高齢者が筋力トレーニングの効果を実感していた。

筋トレ(という表現もアレなんだけど)の効果は何も身体的なものだけではない。
歩けなかった、腕が上がらなかった高齢者が、トレーニングの結果、数歩でも歩けたり、腕が10センチ上げられるようになっただけで、自分に自信がつき、それが結果的に心身の健康を高めることになる。
この効果は、パワリハの重要性が叫ばれ始めた数年前から持ち上がっていた。
実際、寝たきりだった高齢者が、若者と普通にキャッチボールできるようになったという報告書を読んだ私は、ひたすら驚愕したものだ。

民主党が、介護保険法改正案の国会審議の場で、筋トレのネガティブな調査結果をことさら取り上げたように、まだまだ高齢者の筋トレへの偏見は強い。それは、誰もが納得できるような科学的根拠、つまり統計資料として使えるデータが少ないことと、筋トレのルールが確立していないことが理由だ。

しかし、こうして地域レベルで一定期間(ちょっとやってだめだったとか、効果が出たとかってのはなしですよ)調査を続ければおのずと、筋トレの効果は実証されていくだろう。

そうした調査結果は随時拾っていきたい。


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編集人 by バジリコ at 01:01 | Comment(3) | TrackBack(2) | 統計/調査結果

2005年07月26日

ホテルコスト自己負担 特別経過措置は出るか?

介護サービス市場は2005年度に6兆7875億円へ(ふくしチャンネル)
2005年度市場規模は、前年より8.8%増の6兆7,875億円。内訳は52.1%が居宅介護サービス、47.9%が施設介護サービスで、民間企業の参入増により、2000年の介護保険制度開始以降初めて居宅介護サービス市場が施設介護サービス市場を上回る予測となっている。

だそうだ。
在宅介護サービス市場が拡大していくことはほぼ間違いない。
その背景には、新予防給付の創設やホテルコストの自己負担などがある。

このホテルコストの自己負担について、読売新聞がよくまとめているので紹介したい。
居住費・食費 10月から介護保険対象外(読売新聞)
それぞれの立場からコメントを取っている。

簡単に抜粋した。

●介護療養型医療施設…「自助努力で療養環境を改善しても何の評価もされず、さらに報酬が大きく減らされる。こんな理屈の通らない話はない」
有料老人ホーム…「特養などはこれまで建設補助と給付の両面で優遇されてきた。利用者負担は当然だ」
●全国市長会介護保険対策特別委員会委員長…「在宅と施設の報酬には大きな差があり、不公平だ。利用者負担が増えるのは気の毒だが、介護保険が在宅重視を掲げる以上、必要な見直しといえる」
●老人保健施設…「厚労省は、『施設は儲(もう)けてきたのだから、利用者に転嫁できない分は法人で負担しろ』というつもりだろう。だが、報酬減が職員の待遇悪化や、質の低下につながる可能性は高い
●「呆(ぼ)け老人をかかえる家族の会」…「認知症(痴呆(ちほう))高齢者は、負担できなくてもほかに行き場がない。在宅にも施設にもいられない事態にならないか」

読者がどの立場に立つかによって、読み方も変わってくるコメントだ。
もちろん、利用者の立場に立ったときにはさらに見方が変わる。

介護保険によらず、あらゆる法律を改正するとき、必ず「改正以前よりよくなる」ことが前提条件になる。
今回の改正によって、利用者にとっては何がよくなったのか、についての厚生労働省による説明があまりになさすぎはしないか。破綻する介護保険財政をなんとかしたかった、というのなら、ほかにも無駄な支出を抑えるべきだ、という議論にもなるだろうし、不公平感をなくす、というのだったら、そもそも、どれだけの「利用者」が不公平感を持っていたのかを打ち出すべきだ。

っていうか、何もよくなっていないということなのだろうか。

さらに「そもそも論」をいわせていただければ、そもそも最初に作った介護保険法があまりに無策だったのではないだろうか。

10月からホテルコストは自己負担になる。
政治力なりなんなりで、特別経過措置でも打ち立てなければ、大変なことになるのではないか。
ちなみに、介護保険スタート当初、65歳以上の保険料徴収時に、突如政治力によって、半年間延期された。現場は混乱したでしょう。


ともあれ国民からすれば、「いきなり」の法改正であることは間違いないのだから、それなりに対処しなければ、大変なことになるはずだ。


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編集人 by バジリコ at 01:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | 介護保険制度

2005年07月11日

函館市でも不正受給!

訪問介護事業所:函館市から介護報酬2千万円を不正受給(毎日新聞)
北海道函館市美原1の訪問介護事業所「在宅介護サービス青葉」(前川操代表)が01年度〜03年度にかけて、無資格者に訪問介護させるなどして函館市から介護報酬約2000万円を不正受給していたことが6日、わかった


あーあ。こういう盗人は永久追放してもらいたい。

こうして不正受給の事件が重なると、介護関係施設や事業所への偏見が強くなる。
自浄能力を示すためにも、ここはひとつ業界団体の強い制裁をw。

できないだろうなあ。。。


必見!介護系人気ブログ

編集人 by バジリコ at 00:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護報酬不正受給

香川の不正事業者の指定を取り消し

介護保険不正受給:県、5事業所の指定を取り消し /香川(毎日新聞)
介護保険の給付費を不正に受給していたとして、県は4日、社会福祉法人「優真会」=満濃町炭所西、川口仁理事長=が運営する5事業所の指定を取り消すと発表した。

また水増しだ。

 取り消しを受けるのは、同会設立の介護サービス施設「かりんの郷」(満濃町)で営む訪問介護、通所介護、短期入所生活介護、特定施設入所者生活介護、居宅介護支援の5事業所(同町)。

なんともせこく汚い手口。こうした事業所には「永久参入禁止」というペナルティを与えて欲しい。

それにしても、手口がほんと単純なんだよなあ。。


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編集人 by バジリコ at 00:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護報酬不正受給

家庭介護者の支援団体、続々登場

介護者の支援体制作りに取り組む(読売新聞)
「介護保険ができても、家族が一番の支え手であり、心身ともに大きな負担を強いられる状況は変わりません。責任感の強い人ほど、追いつめられて自分を見失うケースが多いんです」

いわゆる燃えつき症候群だろうか。
介護者、特に認知症高齢者の介護者は心身ともにかなりの負担がかかる。
実際、家族に要介護者を抱えてみないとわからないつらさがある。
おそらく、介護自体のつらさもさることながら、第三者にどう見られているか、という点が介護者にとってはかなり気になるところだろう。

自分の介護が足りないのか。
介護のやり方が悪いのか。
要介護者の言い分にはすべて聞かないといけないのか。などなど。

介護者一人で抱えていることも少なくない。
そして公的機関に相談したところで、
「無理しないでがんばってくださいね」と、かえってげんなりさせられるようなアドバイスを投げつけられる(私の母は実際、こうした言葉をもらった)。

介護保険がスタートし、だいぶ「横の連携」が図れるようになってきた。
つまり介護者同士のネットワークだ。

私も以前、この手の団体を取材したことがあるが、参加者が口をそろえて言うのが、
「自分のつらさをわかってくれる人に出会えたのが何よりうれしい」ということ。

日常生活や仕事で介護にかかわらない人には少々驚くべき事実かもしれない。
普段生活していてのつらいことや頭にくることは、気の置けない友人にぶちまけて解消するw。

しかし介護の場合、その愚痴が自分(介護者)の落ち度になりかねないと思っているだけに、なかなか第三者には打ち明けられないのだ。

その点、こうした団体は介護者の心身の健康をサポートするいい役割を担っている。

介護保険も、改めて考えてみると家庭介護者のサポートを拡充させるというのも重要なのではないかと思った。だからといって、現金給付には賛成しかねるけれど。。


今一番読まれている介護系ブログとは?

あの松下が介護予防事業に参入

松下電工、介護予防サービス参入(日経新聞系)
。高齢者の生活の様子をセンサーで情報収集・解析し、介護予防プログラムを提供する新サービスの準備に入った。2006年4月から施行される改正介護保険法で介護予防サービスが導入されるため、需要が膨らむと判断した。

こうした大企業の介護予防事業への参入は大歓迎だが、採算に見合わないと思ったときにはすぐに撤退するのも事実。過度な期待はやめておこう。

なお、具体的なサービス内容は、バイタルサインみたいなものをデータにして、その推移から高齢者の状態を調べるというもの。

うーん。
アナログであるけれど、やはり人間に任せたほうが結果的にはローコストかつ効果大な気がするのだがいかがだろう。

編集人 by バジリコ at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護ビジネスの動向

介護関連施設の食費(自己負担)、月額4万円前後

ちょっとメモ程度に。
介護施設の食費、月4万2000円を基準に・厚労省原案(日経新聞)
厚生労働省は7日、10月から原則として全額自己負担となる特別養護老人ホームなど介護施設の食費の基準額を月4万2000円とする原案を自民党介護委員会に示した。従来は月4万8000円としてきたが、直近の介護施設の経営実態調査の結果を踏まえて下方修正した。

編集人 by バジリコ at 00:13 | Comment(2) | TrackBack(0) | 介護保険制度

老老介護に危機感抱く人7割 そりゃそうだよ

介護者の7割健康に不安(東京新聞)
 「老老介護」で介護者の約7割が過労や健康不安を抱えていることが9日、民間団体の調査で分かった。介護者が男性の場合、近所付き合いが希薄で孤立化しやすい傾向も浮かび上がっている。

いうまでもなく、老老介護の問題は、不安を抱えているかどうかではなく、介護者全体に占めうその数だ。

記事を見ると、「老老介護者の7割が将来に不安を抱いています!」みたいな感じだけれど、

そんなの 当 た り 前 だ。

家庭介護者に占める老老介護者の比率ぐらい書いて欲しいものだ。
こういう記事は私も書いたことがあるが、単に手持ちのデータを文章にしただけのもの。
みなさんもくれぐれもこの手の手抜き記事に騙されませんように。

いわずもがなだけれど、「介護保険」では介護者の有無や状態は、要介護度などには一切影響しない。そのあたりに記事では、ずばり切り込んで欲しかった。

これは個人的考えだが、老老介護でも、「都市型」と「農村型」とにわかれると思う。
それぞれかなり深刻な状態なのだが、私はより「都市型老老介護」には危機感を抱いている。
そのあたりは、機会があれば長々wと書かせていただく。


ご無沙汰しています!w
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編集人 by バジリコ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護の事件・事故